114番【南アルプスをプチ縦走】台風7号直前の茶臼岳〜聖岳 2泊3日
当初は、茶臼岳から悪沢岳まで5泊6日の予定で、茶臼小屋と聖平小屋のテント泊及び千枚小屋の小屋泊と送迎バスの予約を入れておいた。台風7号は発生当初からウォッチしていたが、日が近づくにつれて南アルプス直撃の予報が定まってきたので、千枚小屋と送迎バスの予約をキャンセルし、茶臼岳から聖岳のプチ縦走へと予定を短縮した。そのお蔭で、聖沢登山口から沼平まで炎天下を4時間歩くか、聖平小屋から茶臼小屋を経由して来た道を折り返して帰るかの選択が必要になった。上河内岳から聖平小屋までの下りの道を歩くに連れ、この道を折り返す勇気もなく、灼熱の4時間(14.1km)を選択した。
8月9日の夜自宅を出発し昨年も車中泊した道の駅川根温泉で今年もお世話になった。翌日は、道の駅近くのエネオスでガソリン満タンにして、白樺荘でお昼と温泉をいただき、沼平でワインを飲みながら寛いだ。
11〜13日の日程。台風の影響は13日の昼過ぎからと予想されていた。4時に出発し、11時に茶臼小屋に到着予定どおりとなった。テントを設営し、昨年の霧の茶臼岳リベンジに再登頂し360度の展望を満喫。
翌朝もきっかり4時に出発。上河内岳で日の出を見るには1時間遅かったが、道中茜色に映える富士山の勇姿を眺めることができた。上河内岳から聖平小屋までの下りは私にはかなり手強かった。聖平小屋でテントを設営してから荷物を減らして聖岳にチャレンジ。疲れた足腰には負担も大きく、休むことはないが、かなりゆっくりとした足運びとなった。その代わり、登頂の感動は大きかった。予定通り12時に登頂したが、その頃には霧の中だった。
最終日、聖平小屋からの下りの5時間は結構変化に飛んだ道のりだった。岩頭滝見台からの高度感は圧倒的だった。
今回、茶臼小屋までの登り、聖岳への登り、灼熱の道路歩きの中でも、舗装路歩きは辛すぎた。だから何も考えずに歩き続けた。
次回は、いよいよ赤石岳と悪沢岳の核心部プチ縦走、塩見岳、農鳥岳、光岳が残った。
【台風の変化等】
○3日間とも快晴で風もなく山日和だった。
○日に日に進路が西側にズレていった。近畿地方直撃コースだ。
○スピードも遅くなった。
○帰路ネットをチェックすると、東海フォレストの送迎バスを運休するとの発表があった。
8月15日午前7時。進路はさらに西にズレた。雨の範囲はかなり広いが、南アルプス付近は局地的のようだ。雨量だけで見れば、強行できたかもしれないがアクセスバスが運休しているので判断は正解だった。災害には結果オーライはない。
【備考】
○今の体力では、2泊3日が妥当だろう。
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