私のくるま旅の楽しみは、なんと言っても「風土」。まずは、それを生み出した地形や地質、その影響を受ける気象など、いわゆるその土地の自然を楽しむこと。温泉もその一部として捉える。急ぎ旅では味わえない余韻を楽しむことで、心身への効果も高まる。

昔から行きたかった草津温泉。関西からでは地理的に遠すぎて心理的距離も遠くなっていた。今回、伊豆半島に行くに当たり、日本の骨格を作った大変動地域である伊豆から関東山地にかけてのエリアを回りたくなった。１１日間の長旅で実現したもの。ジオストーリーを巡る旅、その終点はやはり草津温泉だろうと決めていたもの。



当初は、３湯巡り（西の河原、御座、大滝）を考えていたが、地元民と観光客が入れる無料の共同浴場があるので、温度の違う２湯に入った。温泉街を歩くと、立派なお宿が多数あり、次回以降はそこを利用したいと思っています。街には若い人が多かったのが印象的でした。コロナ明けのGWだったせいでしょうか!?

温泉街は全て歩いて回れる距離感ですので、朝風呂から始まり、就寝前の湯上がりまで、丸一日温泉三昧ができそうです。

キャンピングカー利用では、宿利用以外では、バスセンター横の湯畑有料駐車場の２階で車中泊料金を払って駐車するか、少し手前の道の駅に泊まって歩いて繰り出すかの２つの方法があります。私は、後者を選びました。公園内を抜けて歩道橋を渡れば、温泉街に行く一本道に出ます。２０分は歩くと思います。

参考ですが、道の駅にはWiFiがありますが、パスワードが必要です。情報館が５時に締まると、外からでは見えない位置に掲示されているので、開館中にチェックしておくか、世間のブログを検索してゲットするかが必要になります。