【近場シリーズ/現地調査】熊野川(下流部 支流北山川)を旅する

キャンプマン

2021年06月03日 07:25


先週に続き、渋い神社参りと南紀熊野ジオパークを実感する旅。今回は、まず、金曜日の深夜発で、国道168号と425号を通って、奈良最南部のパワースポットである玉置神社へ。翌朝は霧がかかるものの日の出とともに解消。以後、曇天が続く。朝になると次々に近畿各府県や東海地方から車が増えてくる。道中細い道なのに、ご苦労さまです!

貴重なパワースポットで御朱印をいただく。ちなみに、玉置神社は、数十年前に奥駈道を縦走した際に、最後に宿泊(宿坊)した思い出の場所。巨木が力を与えてくれる。予想以上に参拝者も多い。
頂上まで散策し、下山路は登山道を利用。ブナ林とは違う植生は、流石に枕状溶岩堆積地ならではの特徴。駐車場で、大好きな、椎茸うどんとめはり寿司をいただく。

下山は、ちょこっと展望台、21世紀の森、空中の村を経由し、新宮のゴトビキ岩まで。21世紀の森では、ドクターヘリに遭遇。バイク事故らしい。ゴトビキ岩は、熊野酸性火成岩類の流紋岩が風化し、山の斜面にヒキガエルの姿で鎮座する巨岩。いきなりの急階段を登る。ペット禁止。予定では、少し南下して昼食と孔島見学だったが時間切れで、泊地の道の駅おくとろまで。

先日のスーパームーンは雲隠れで見れなかったが、今宵は下弦に向かう月の姿を写真に収めることができた。翌朝は霧中。ワンコとの朝散歩で、三森ダム湖に架かる吊橋を渡る。道の駅に隣接するおくとろキャンプ場はワンコNG。平成26年まではOKだったようだが、何かトラブルでもあったのだろうか!?

今日の予定は、北山川の上瀞と言われるスポットをゆっくりと楽しむこと。結果的に、筏下りの乗船地と下船地であった。前者は、「オトノリ」と呼ばれる激流?のあるV字谷の難所、後者は、「小松の不整合」と呼ばれる7000年前と1800年前の地層が見られる場所。どちらにも、しっかりと整備されたトイレと駐車場がある。十分車中泊も可能だ。

道の駅に隣接するレストランで松花堂弁当をいただき、帰路、池原ダムでコーヒーブレイク。

今回の旅も、パワースポットの神社で内なるパワーをもらい、南紀熊野ジオパークの大地の声を聞き、ややひっそりとした時間を過ごすことが出来ました。

これからは、ワクチンも普及し、少しは遠出もできるようになることを祈りつつ、暑さ対策にも手を打って行きたいと思います。

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